[Glue!] データ型


Glue Logic で用いるデータは、 文字列によるデータの値の表現 (リテラル表現)の先頭に、 そのデータ型をどのように解釈するべきかを示す文字を付加することを原則とする。 例外は未定義状態を示す場合のみである。
データにデータ型に関する情報を付加するため、 ある名前に異なった型のデータを自由に代入して良い。

整数

整数を表現するリテラルの先頭に '#' をつけた値を 整数型の値として扱う。
整数を表現するリテラルとは、 数字だけからなる文字列の先頭に正負の符号を付けたものである。


浮動小数点数

浮動小数点数を表現するリテラルの先頭に '$' をつけた値を 浮動小数点数型の値として扱う。
浮動小数点数を表現するリテラルとは、 数字と一つの小数点からなる文字列の先頭に正負の符号を付けたもの、 及びその後に "E" または "e" に続けて整数を記述したものである。


文字列

文字列を表現するリテラルの先頭に '"' をつけた値を 文字列型の値として扱う。
文字列を表現するリテラルとは、印字可能な任意の文字からなる列であり、 復帰改行文字やヌル文字等の制御文字は含んではならない。


リンク

リンクとは、同じ Glue Logic サーバ内の名前を指し示すために用いるデータで、 この型の値を持つ名前を参照する度に、 その値が意味する実体が何であるかが解決される。

リンク型の値を持つ名前の主値を変更すると、 実際にはその名前が指し示す名前の主値が変更される。 リンク型の値を持つ名前が指し示す名前を変更したい場合には、 その名前の Control 属性に対して変更を行なう必要がある。

リンク型の値はその名前が指したい名前の先頭に '@' を付けたものである。


演算式

演算式の先頭に '%' を付けた値を演算式型の値として扱う。
演算式の中に含ませることのできる演算子は、 perl5 において特殊記号で表現される、 副作用(代入やインクリメント・デクリメントなど)を伴わない演算子とする。 演算式中の英字で始まる英数字とピリオドからなる文字列は、 その Glue Logic で管理されている名前の主値の参照として扱われる。

演算式型の値を主値に代入しようとすると、 その演算式を評価した結果がその名前の主値となる。 演算式そのものを主値としたい場合には、 その名前の Control 属性を指定して代入しなければならない。 演算式そのものを主値に持つ名前を参照すると、 参照の時点で演算式を評価した結果が得られる。 結果として演算式そのものを得たい場合には、 その名前の Control 属性を参照しなければならない。


未定義状態

"UNBOUND" という文字列を、 名前に値が与えられていない状態、 すなわち未定義状態を示すために用いる。

この場合においてのみ、データ型を示す文字は特に付加しない。


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